いよいよ2020年3月1日からNHK地上波放送のインターネット同時配信サービス「NHKプラス」がスタートしましたね!
最初の日は申込みが殺到したらしく、しばらくの間新規登録ができない状態が続いていましたが、今はそれも解消されています。
NHKプラスへの登録と料金
NHKプラスに登録できるのはNHKの受信契約を結んでいる人で、追加料金なしで利用が可能です。
登録したアカウントは受信契約者本人のほか、生計を同一にする人も利用できます。但し同時に視聴できる画面は5つに制限されるようです。
NHKプラスの対象番組
NHKプラスの同時配信及び見逃し配信は、首都圏(南関東エリア:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)の総合放送とEテレの番組が対象です。
同時配信中の番組を頭から再生する「追いかけ再生」にも対応しており、放送終了後も7日間は見逃し配信されます。
見逃し配信というとNHKも参加しているTVerが頭に浮かびますが、NHKがTVerに配信しているのは5~10番組と限定されたもので、民放各社との「協調」や「試行」の域を出ないものでした。
ネット配信権の許諾の問題で配信できない番組もあるようなので、始まってみないと分からないところはありますが、期待大ですね。
NHKプラスの利用環境
利用環境はパソコン(Windows/macOS)のブラウザの他、スマートフォンやタブレット用のアプリ(iOS/Android)も用意されています。
パソコンのブラウザはIE(Internet Explorer)には対応していないので注意が必要です。この辺はマイナポータルやe-Taxとは対照的ですね。
NHKプラスの同時配信の遅れ
実際に同時配信番組を視聴してみると、地上波に比べてネット配信は少し遅れます。
30秒程度遅れて配信されるということですが、筆者の環境で計ってみると約45秒遅れて表示されていました。
朝だったので左上に時間が表示されていますが、朝の準備や出勤時間など秒単位で動いている人は気をつける必要がありますね。
まとめ
筆者のパソコンにはテレビチューナを入れていないので、パソコンを使いながら急にNHKのニュースを確認したくなったときにとても便利です。
但し、またひとつ集中力を散らす環境が追加されてしまった感じはしますが・・・
出先でスマホから生番組を視聴できるのもありがたいですね。
便利になるのはいいことなので、いずれBS放送も対象にしてほしいところです。
配信番組をダウンロードできないのは残念ですが、いよいよ5G時代を迎え、益々ネット社会が加速していきそうです。